「生活?生命」に独自のしかたでアプローチする15組の作家による展示。彼らの作品?活動は、近親者や隣人、動物、花や樹木といった植物など様々な「生」との交感によって生まれます。作品に使用されるメディア(素材?媒体)は、陶器やテキスタイル、写真?映像、そしてモバイルデバイスまで多岐に渡っています。これらの作品が持つ柔軟な文化的?社会的批評性を聞きとっていただければと思います。
AHA! [ Archive for Human Activities / 人類の営みのためのアーカイブ ] in 大垣 2013
リビングアーカイブ “7つの声”
いこいのひろば カメの池
死者/生者
預言者
やどかりに「やど」をわたしてみる
girl, girl, girl . . .
TRAVITA
ST#321 LIFEline
w#155 LIFEjacket
r#224 safety myth / 安全神話
LOST#10 (環境と個体)
Eye
胎夢
木を縫う
「Vegetation In line 136°37′15.909″E」ー 東経 136度37分15.909秒の植生
Common Flowers / Flower Commons
Macro / Dynamics
103.1 dB
second skin
カップ活用形
この企画は、大きく二つの方向性を持っています。「Place as LIFE —生命としての場所」は企画1を底から支える二つの展示です。原発事故後の飯館村の写真展示と、IAMAS校舎の前身である「大垣第一女子高校」の記録?記憶をモチーフとする展示です。「Projects for a LIFE —生活に向けてのプロジェクト」は、IAMASの多彩なプロジェクト群の中から、デザインやものづくりの方向からビエンナーレのテーマに関連する活動を選び出したものです。「生活?生命」という問題圏の深さと広がりを感じていいただければと思います
長谷川健一
2011年3月の原発事故によって飯館村は高レベルの放射能で汚染されました。この村で長年酪農を営んでこられた長谷川健一氏は、事故がおきた直後から1万枚を越える写真を撮り続けてこられました。それらの写真は「飯館村写真展」として日本各地で展示されていますが、今回の展示では、その中から10数枚の農村の風景を選び、テキストとともに展示します。
(協力;飯館村写真展実行委員会)